朝ドラ「ばけばけ」第1週あらすじネタバレ!主要キャスト・モデルはだれ?

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明治時代の松江を舞台に、怪談好きな少女と異国の夫との出会いを描く物語「ばけばけ」が静かに始まりました。

ばけばけ第1週では、時代の流れに葛藤する家族の姿が描かれました。

NHK朝ドラ「ばけばけ」は、主演高石あかりさんをはじめ、堤真一さん北川景子さんなど豪華キャストが出演。

カエルとヘビによる語りといい、初週から物語の世界観に引き込まれた方もいるのではないでしょうか。

当記事では、ばけばけ第1週のあらすじとキャスト情報を整理し、物語の入口として役立つ内容をお届けします。

目次

朝ドラ「ばけばけ」第1週のあらすじ

NHKの新朝ドラは、明治時代の松江を舞台に、怪談好きな少女松野トキが異国の夫ヘブンとの出会いを通じて成長していく姿を描く物語です。

第1週では、時代の流れに翻弄されるトキの家族や、周囲の人々との関係性が描かれました。

以下では、各話のあらすじを詳しく紹介します。

第1話あらすじ:怪談と武士の誇り

物語は、没落士族の家に生まれた少女 松野トキ(福地美晴)の幼少期から始まります。

街ではざんぎり頭の男たちが増え、丁髷の姿が消えゆく中、父司之介は時代の変化に怒りを抱えています。

開国によって武士の時代が終わり、松野家は貧しい暮らしを余儀なくされていました。

ある夜、松野家の面々は丑の刻参りをするのでした。

薩長・新政府、そしてペリーを討つと。

しかし、トキは小学校で教師や同級生に「夜を呪う暇が合ったら父は働くべき」と言われてしまいます。

第2話あらすじ:夢と現実

ばけばけ第2話では、トキの小学校での出来事が中心に描かれます。

将来の夢を問われたトキは、親友野津サワ(小山愛珠)の影響を受けて「教師になりたい」と答えます。

武士の娘として茶道などの稽古を受けていたトキは、勉強に専念したいと考え、親戚の雨清水タエ(北川景子)に稽古を辞めたいと申し出ます。

しかしタエは「武士の娘が働く必要はない」と否定し、トキは落ち込みます。

そこに、商売を始めることを決意しがタエの夫傳が現れます。

おじ様のような父上がよかった、と語るトキ。

それを偶然耳にした父司之介は、ひどく傷つくのでした。

第3話あらすじ:父の決断と松野家

第3話では、トキの父司之介がついに商売を始める決断を下します。

かつての部下・金成初右衛門(田中穂先)とともに、うさぎを売る商いに乗り出すことになり、松野家に新たな風が吹き始めます。

祖父勘右衛門(小日向文世)は「武士が商売など」と激しく反対しますが、母 フミ(池脇千鶴)とトキは、変わり始めた司之介を応援します。

商売は順調に進み、松野家の食卓にも笑顔が戻り始めます。

喜ぶトキの姿を見て、司之介はさらに商売を広げようと意気込みます。

第4話あらすじ:父の失踪

ウサギ商売で一時は成功を収めた父司之介でしたが、突然姿を消してしまいます。

家族は困惑、娘のトキは登校途中に湖のほとりで浮浪者のようになった父を発見します。

水に浸かる司之介に向かって、「帰るよ、父上!」と必死に叫ぶトキ。

母フミは「あなたがいないと、しじみ汁がちっとも美味しくないのよ」と語り、家族の絆が描かれました。

しかし現実は厳しく、ウサギ相場の暴落により松野家は多額の借金を抱えることに。

夕食時、祖父勘右衛門が「うまい」と口にした「しめこ汁」の正体が、トキたちが可愛がっていたウサ右衛門だったと判明し、家族に衝撃が走るのでした。

第5話あらすじ:借金と運命の選択

明治19年、成長したトキ(高石あかり)は、父司之介が残した借金を返すため、親戚の雨清水傳が経営する機織り工場で働いています。

しかし、膨大な借金の前では生活するのがやっとで、松野家は困窮を極めていました。

そんな中、借金取りの森山(岩谷健司)が現れ、「トキを遊郭に出せば借金を帳消しにする」と言い放ちます。

家族を守るため、トキは自ら婿を迎えて働き手にすることを提案します。

そして、工場の同僚であるチヨ(倉沢杏菜)とせん(安達木乃)とともに、恋占いを試すことに・・・

『ばけばけ』第1週の登場キャスト

朝ドラ「ばけばけ」第1週では、物語の核となる松野家と雨清水家の人物たちが登場し、それぞれの立場や背景が描かれました。

以下では、主要キャストの役柄と人物像を紹介します。

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役名キャスト人物紹介
松野トキ(少女期)福地美晴本作の主人公。
武士の家に生まれた少女で、怪談や絵に強い興味を持つ。
時代の変化に戸惑いながらも、自分の夢を模索していく。
松野トキ(成長後)高石あかり第5話から登場。
父の借金を背負い、機織り工場で働きながら家族を支える。
芯の強さと優しさを併せ持つ女性へと成長する。
松野司之介岡部たかしトキの父。
武士の誇りを捨てきれず、時代の変化に怒りを抱える。
うさぎ商売に挑戦するが失敗し、家族に苦労をかける。
松野フミ池脇千鶴トキの母。
穏やかで芯のある女性。夫を支えながら、娘の成長を見守る。
しじみ汁を通じて家族の絆を象徴する存在。
松野勘右衛門小日向文世トキの祖父。
旧時代の価値観を強く持ち、武士の誇りを重んじる。
商売に転じた息子に反発するが、家族への愛情は深い。
雨清水傳堤真一トキの親戚で、松江藩の上級武士。
人格者であり、トキの夢に理解を示す。
機織り工場を経営し、彼女の働き口を提供する。
雨清水タエ北川景子傳の妻。
格式ある家柄に育ち、武士の娘としての誇りを重んじる。
トキに厳しく接するが、教育的な愛情も垣間見える。
雨清水三之丞板垣李光人雨清水家の三男。
トキの2歳下で、家の中で居場所を見つけられずにいる。
繊細で理知的な性格で、トキとの交流が描かれる。
野津サワ小山愛珠トキの親友。
明るく前向きな性格で、トキに「教師になりたい」という夢を抱かせるきっかけを与える。
森山岩谷健司借金取り。
トキを遊郭に出すことで借金を帳消しにする提案を持ちかける。
チヨ倉沢杏菜機織り工場の同僚。
トキとともに働く。
せん安達木乃チヨと同じく工場の同僚。
明るく快活で。

ばけばけ 第1週の見どころと注目ポイント

ばけばけ第1週は、これまでの朝ドラとは一線を画す異質な空気感の展開。

物語の冒頭からCGで描かれたヘビとカエルが登場、阿佐ヶ谷姉妹による語りで始まりました。

明るく前向きなヒロイン像や賑やかな群像劇とは異なり、沈黙や余白を重視した演出なのもこれまでの朝ドラとは一線を画します。

怪談や絵に魅了される少女トキの視点を通して、時代のうねりや家族や他の人たちとのやり取りも見どころです。

CGのヘビとカエルが導く異質な語りの世界

第1話の冒頭で登場するCGのヘビとカエルは、物語の語り部として機能。

声を担当するのは阿佐ヶ谷姉妹で、ユーモラスながらもどこか不穏な語り口が、作品全体の空気感を象徴しています。

これは、小泉八雲が庭でヘビに狙われたカエルを助けた逸話を想起させる演出なのか。

朝ドラとしては異例の導入であり、物語の構造そのものが寓話的であることを示す象徴的な仕掛けとも取れます。

トキと松野家の人々

第1週では、松野家の家族関係が描かれました。

松野家は裕福ではなく、質素な暮らしぶりも随所に描かれました。

父の失踪後は、家族の間には言葉にしづらい空気がながれ、しじみ汁を囲む食卓では沈黙が。

トキは家族を守るために「婿様をもらいましょうか」と自ら提案。

トキの決意が、次週以降の縁談という展開へとつながっていきます。

『ばけばけ』第1週に関するよくある質問


ドラマ『ばけばけ』は、実在の人物や史実をベースにしたオリジナルストーリーです。

第1週の放送を受けて、よくある質問をまとめました。

モデルとなった人物は誰?

ばけばけの主人公松野トキのモデルは、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻である小泉セツです。

セツは明治時代に松江で暮らし、八雲と結婚したことで知られています。

ドラマでは、トキが怪談好きで異文化に興味を持つ少女として描かれており、セツの実像と重なる部分が多くあります。

また、ヘブンというキャラクターは八雲をモチーフにしており、彼が日本文化に深く魅了されていく様子も史実に基づいています。

見逃し配信はどこで見られる?

ばけばけは、NHKの公式サービス「NHK ONE」で最新話の見逃し配信が行われています。

放送後1週間程度はスマホやPCから視聴可能で、受信契約者向けのアカウント登録が必要です。

ニュースや教育番組も含めた統合型サービスで、朝ドラも安定して見られます。

さらに、U-NEXTなど一部の動画配信サービスでも「ばけばけ」を視聴できます。

U-NEXTでは「NHKまるごと見放題パック」に加入することで、NHKオンデマンド作品として過去回をまとめて楽しめます。

初回トライアルやポイント利用も可能で、まとめ視聴に向いています。

今後の展開はどうなる?

第1週では、トキが怪談や絵に惹かれる少女として描かれ、家族との関係や時代の空気が静かに描かれました。

第2週以降は、トキが成長し、松野家に新たな人物が関わってくることで物語が動き始めます。

見合いや結婚、働き口の変化などを通じて、トキの生き方や価値観が問われる場面が増えていきます。

その過程で出会う人々や新しい舞台など、 今後は彼女の内面の変化と、時代のうねりが交差する場面が増えていくと思われます。

まとめ

ばけばけ第1週では、怪談や絵に惹かれる少女松野トキを主人公に、静かな演出で家族の揺れや感性が描かれました。

CGのヘビとカエルが語り部として登場するというこれまでにはない演出も。

父の失踪をきっかけに家族の空気が変わり、しじみ汁の食卓では沈黙が続きます。

ラストではトキが「この世はうらめしい。けど、すばらしい」と語り、彼女の内面が印象的に描かれました。

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