「愛の、がっこう。」は、人との繋がりに不器用な女性教師と、孤独を抱えて生き抜くホストの愛と成長の物語を描くストーリーです。
愛の、がっこう。1話では愛美(木村文乃)とカヲル(ラウール)の出会い、そして葛藤が描かれました。
2話では、過去との向き合いや未来への選択が描かれました。
愛の、がっこう。1話・2話の視聴者の間では、共感できるという声も多くネットでも反響を呼んでいます。
今後の展開がいよいよ気になる筆者です。
当記事では、愛の、がっこう。1話・2話のあらすじと、心を動かす名シーンと共感ポイントを振り返ってみます。
ドラマ「愛の、がっこう。」1話のあらすじ

出展:フジテレビ
私立ピエタス女学院の高校教師 小川愛実(木村文乃)は、生徒との信頼関係を築けず、授業中にトラブルを起こしてしまいます。
そんな彼女が、問題を抱える生徒夏希を救うために歌舞伎町のホストクラブへ足を踏み入れたことで、ホスト・カヲル(ラウール)との関わりが始まります。
教師としての使命と、心の奥に抱える孤独が交錯する中、愛実は教えることの本質に触れていきます。
この出会いが、彼女の人生を大きく揺さぶるきっかけとなるのでした。
信頼を得られない教師愛実(木村文乃)の苦悩と孤独
私立ピエタス女学院高等学校で現代国語を教える小川愛実は、真面目で不器用な性格が災いし、生徒たちからの信頼を得られずにいました。
授業中のトラブルや保護者との軋轢、同僚との距離感に悩みながら、淡々と過ごす日々。
父の勧めで教師になったものの、自分の選択だったのか疑問を抱え、婚約者との関係にもモヤモヤを感じていたのです。
問題を起こした生徒夏希とホストクラブ
担任する生徒 沢口夏希(早坂美海)がホストクラブ THE JOKERに通い詰め、親のキャッシュカードを使い込んでいたことが発覚。
愛実は副担任の佐倉と共に歌舞伎町へ向かい、店内で夏希を発見。
ホストのカヲルに甘える夏希を連れ出そうとするが、カヲルは彼女をお姫様抱っこで別室へ運んでしまいます。
騒然とする中、愛実は強引に夏希をタクシーに乗せて帰宅させました。
その後、夏希は特別指導処分となりなります。
ホスト カヲル(ラウール)との衝撃的な初対面

出展:フジテレビ
ホストクラブでの初対面で、カヲルの圧倒的な存在感に言葉を失う愛実。
彼の人懐っこい笑顔とミステリアスな雰囲気、そして夏希への過剰な優しさに戸惑いながらも、どこか気になってしまう自分に戸惑うのでした。
教師としての立場を守ろうとする一方で、カヲルの言動には予想外の誠実さと繊細さが垣間見え、愛実の心に小さな波紋が広がります。
念書を巡る駆け引きと“個人授業”の始まり
夏希の母から「今後一切連絡を取らない」という念書をカヲルに書かせるよう求められた愛実は、再びホストクラブを訪れます
客として来れば書いてやるというカヲルの挑発的に応じ、愛実は報道部で働く親友 百々子(田中みな実)と共に店へ向かいました。
そのやり取りをきっかけに、カヲルの文字の読み書きの困難が明らかに。
そこで、愛実は彼に個人授業をすることになります。
教師とホスト、立場も価値観も異なる二人の奇妙な関係が始まりました。
愛実の過去と婚約者とのすれ違い
愛実は父の紹介で出会った銀行員・川原洋二(中島歩)と婚約中だが、彼との将来に確信が持てずにいました。
過去には出版社勤務時代に婚約破棄を経験し、大きな傷が今も心に残っているのです。
川原との関係は形式的で、愛実自身の意思が反映されていないことにも気づき始めたのです。
そんな中、カヲルとの交流が彼女の価値観を揺さぶり、愛実は自分の人生を誰のために選んでいるのか、改めて問い直すようになるのでした。
カヲルの家庭事情と文字が書けない理由
カヲルは複雑な家庭環境で育ち、母奈央(りょう)からの愛情を十分に受けられず、父の顔も知らない環境で育ったことが明らかになります。
義務教育も満足に受けられず、文字の読み書きに大きな困難を抱えていたのです。
ホストとして生きる彼は、弟勇樹の生活を支えるために必死に働いているが、母からの度重なる金の無心に心をすり減らしていました。
そんな彼の背景を知った愛実は、ただの問題ある若者ではない彼の本質に触れ、心を動かされていきます。
屋上での漢字指導と心の距離の変化
愛実はカヲルに漢字の書き方を教えるため、ビルの屋上で“個人授業”を始めます。
最初は反発していたカヲルも、愛実の真摯な姿勢に次第に心を開き始めました。
風に吹かれながら、文字を通じて少しずつ言葉を交わす二人。
教える側と教えられる側という枠を超え、互いの孤独や痛みに触れ合う時間が、心の距離を縮めていきます。
ドラマ「愛の、がっこう。」2話のあらすじ

出展:フジテレビ
教師小川愛実(木村文乃)とホストカヲル(ラウール)の個人授業が本格的に始まり、互いの心に少しずつ変化が生まれる第2話。
生徒夏希の失踪をきっかけに、愛実は教師としての責任と、カヲルへの揺れる感情の狭間で葛藤します。
一方、カヲルもホストとしての立場と、愛実との関係に戸惑いながら、自分の過去と向き合い始めます。
公園で再会した夏希とカヲル
念書の件を知って姿を消した夏希の居場所を、カヲルが愛実に教えました。
指定された公園には、カヲルと打ち解けた様子の夏希がいました。
愛実が現れると、カヲルは静かにその場を去っていきました。
夏希は「いい大学に受かって金持ちになったら俺の愛を買いに来い」とカヲルに言われたと語り、愛と金の価値について揺れる思いを吐露。
教師としての正しさと、個人の感情が交錯する瞬間でした。
婚約者・川原との再接近と揺れる愛実の心

出展:フジテレビ
愛実は友人・百々子の家で、元婚約者川原から「やり直したい」というメールを受け取ります。
過去の失敗を打ち明けた上で別れを選んだはずの愛実は戸惑いながらも、百々子の提案で川原と再会。
彼の誠実な言葉に心が揺れ、両親への挨拶を済ませ婚約指輪を選ぶまでに進展するが、愛実の中にはまだ迷いが残っていました。
カヲルの母・奈央の登場と家庭の事情
ホストクラブ THE JOKERに現れたカヲルの母・奈央は、治療費を理由に金を無心。
カヲルは数万円を渡しつつも、店に来るなと釘を刺します。
愛の、がっこう。2話では、弟勇樹の存在や、奈央との複雑な関係が明らかになり、カヲルの過去と孤独が浮き彫りになりました。
ホテルでの偶然の鉢合わせとそれぞれの選択
‖✎𓂃第2話オフショット ‖
— 愛の、がっこう。|7月期木10ドラマ【公式】 (@aino_gakkou) July 22, 2025
明菜の鬼気迫るシーン。
笑顔の裏には…
毎週木曜よる10時放送 𓂃✐
── 愛の、がっこう。 ──
✎第1話・第2話TVer見逃し配信中https://t.co/xKwjZLbyce#愛のがっこう#ラウール ( #SnowMan ) #吉瀬美智子 pic.twitter.com/MS6AKCGERU
婚約指輪を選んだ愛実と川原はホテルへ向かい、常連客明菜(吉瀬美智子)と訪れていたカヲルと偶然エレベーターで鉢合わせします。
部屋にははいったものの、愛実は川原の誘いを断り部屋を後にします。
カヲルも明菜の強引な誘いに屈せずワインを浴びせられる屈辱を味わいます。
それぞれが「選ばない」ことを選び、自分の立ち位置を見つめ直す展開となりました。
屋上での再授業
カヲルは愛実に電話で「聞きたいことがある」と告げ、屋上へ呼び出します。
婚約指輪を受け取った愛実に対し、カヲルは「おめでとう」と言いながらも複雑な感情をにじませます。
愛実は赤いシャーペンを渡し、再び文字の書き方を教えるのでした。
カヲルは自分の名前を丁寧に書き上げると、愛実は「時々こうやって時間を作りませんか」と提案。
カヲルは「俺も教えてやるよ、恋愛」と返しました。
「愛の、がっこう。」1話・2話の感想-SNS反響
SNSでは、教師・小川愛実とホスト・カヲルの関係に心を揺さぶられた視聴者も多かったたようです。
特に、漢字の個人授業シーンや屋上での再会など、静かなやり取りの中に込められた感情の機微に共感の声が集まっりました。
ラウールの繊細な演技と木村文乃の不器用な優しさが、視聴者の心に深く刺さったようです。
感想と共感ポイント
第1話・第2話を通して、SNSでは、まっすぐすぎる教師と夜の世界のホストという対照的な2人の出会いに関心が寄せられました。
良いドラマ、カヲルが愛おしいといった声もありました。
カヲルが漢字を書けないことに苛立ち愛実がそれを根気強く教える場面には、「教えることの本質を感じた」「不器用な優しさに泣けた」といった声も。
木村文乃の完璧じゃない教師像には、親近感がある、自分と重なるといった反応が多く、心に深く届いた視聴者が多かったようです。
カヲルが漢字を教わるシーンに涙が止まらなかかったという声や、ラウールの演技がアイドルとは思えないほど自然、と高評価が多くみられました。
前までは字を書くことを拒んでいたのに愛実がペンと紙を用意してる間ちゃんと待って、自らペンを取って字を書き出すカヲルくん何回みても愛おしくて涙止まらないな
— あ (@raukun0003) July 20, 2025
#愛のがっこう #ラウール pic.twitter.com/FMZkk6NaxM
教師愛実とホストカヲルの心理
愛実は過去の恋愛の失敗や教師としての孤独から、自分の感情を抑え込んで生きてきた人物です。
一方、カヲルは家庭環境の複雑さや学歴コンプレックスを抱えながら、ホストとしての自分を演じています。
そんな2人が“個人授業”という形で関わることで、互いの心の奥にある傷や寂しさが少しずつ露わになっていきます。
愛実はカヲルの無邪気さと誠実さに触れることで、教師としてではなく一人の人間として彼を見始めます。
カヲルもまた、愛実の真剣なまなざしに初めて「教えられることの喜び」を知り、自分の価値を見出そうとしていきます。
SNSでは「2人とも不器用で、だからこそ惹かれ合う」「教えることと愛することが重なって見える」といった深い考察も見られました。
視聴者は彼らの心理の変化に強く引き込まれているのがわかります。
「愛の、がっこう。」1話・2話の主な登場人物
物語の中心となるのは、昼と夜、まったく異なる世界で生きる小川愛実(木村文乃)とカヲル(ラウール)。
教師とホストという立場の違いだけでなく、それぞれが抱える過去や価値観もまた異なります。
小川愛実(木村文乃)の人物像
私立ピエタス女学院の現代国語教師で、3年葵組の担任を務める。
真面目で誠実だが、不器用で感情表現が苦手な性格。
父の勧めで教師になり、婚約者・川原との交際も親の意向による。
過去に出版社勤務時代の恋愛で大きな失敗を経験し、それが現在の慎重さや孤独感につながっている。
生徒との距離感に悩みながらも、教師としての責任感は強く、夏希の問題をきっかけにホストクラブへ足を踏み入れる。
カヲルとの出会いによって、自分の価値観や生き方に揺らぎが生じていくという人物像です。
カヲル(ラウール)の人物像
ホストクラブTHE JOKERに所属するNo7の若手ホストで、人気急上昇中。
明るく人懐っこい性格だが、義務教育を十分に受けられず、文字の読み書きに大きな困難を抱えている。
母奈央との関係は複雑で、愛情を十分に受けられず育った過去がある。
弟勇樹の生活を支えるために必死に働いており、ホストとしての成功は彼にとって生きる術でもある。
愛実との個人授業を通じて、初めて誰かに教えられる喜びを知り、自分の価値を見出そうとします。
夜の世界に生きながらも、純粋さと繊細さを併せ持つ青年像です。
「愛の、がっこう。」1話・2話のあらすじ感想のまとめ
「愛の、がっこう。」2話までに、それぞれの背景や人間関係が描かれました。
愛実の不器用な優しさとカヲルの純粋さが伝わる回でした。
今後の展開では教えることと愛することが重なり合いながら、二人の選択が物語を大きく動かすことが期待されます。




