大ヒットシリーズイカゲーム、シーズン2から登場した333番イム・ミョンギ。
イム・ミョンギのクズっぷりが話題となりましたが、その役を演じるのが、俳優としても高い評価を受けるイム・シワンです。
アイドルグループZE:A出身ながら、繊細な演技力で数々の話題作に出演し、注目を集めている俳優です。
本記事では、イカゲームでイム・ミョンギを演じた俳優イム・シワンのプロフィールや人物像について解説します。
さらに、俳優としての歩みと、イム・シワンという俳優の魅力を深く掘り下げていきます。
彼の今後の活躍に期待が高まる今、ぜひご覧ください。
俳優イム・シワンとは?イカゲーム333番ミョンギ役
アイドルグループZE:Aのメンバーとして芸能界入りしたイム・シワンは、俳優としても着実にキャリアを築いてきました。
端正なルックスと繊細な演技力で注目を集め、ドラマ『ミセン』でブレイク。
さらに、映画『弁護人』や『名もなき野良犬の輪舞』などで俳優としての地位を確立しました。
近年も話題作への出演が続き、存在感を放っています。
イム・シワン俳優デビューのきっかけ
イム・シワンが俳優として注目を集めたのは、2012年のドラマ『太陽を抱く月』でのホ・ヨムの少年時代役でした。
もともとはアイドルグループZE:Aのメンバーとして活動していた中で挑んだのがこの作品。
端正な容姿と自然な演技が話題となり、俳優として広く知られるようになりました。
その後も『赤道の男』や『スタンバイ』などで子役や本人役として出演を重ね、演技の幅を広げていきます。
初期の作品では、誠実で知的な役柄が多く、彼の清潔感あるイメージとマッチしていたこともあり、視聴者からの好感度も上昇。
その後の努力と誠実な姿勢が、彼の俳優人生を支える土台となったようです。
俳優イム・シワンはミセンでブレイク
2014年に放送されたドラマ『ミセン-未生-』は、イム・シワンの俳優としての転機となった作品です。
囲碁のプロ棋士を目指していたが夢を断たれ、大手商社にインターンとして入社した主人公チャン・グレを演じました。
社会の厳しさや孤独、成長の過程を繊細に表現し、多くの視聴者の共感を呼びました。
恋愛要素のないヒューマンドラマでありながら、韓国ではミセンシンドロームと呼ばれる社会現象を巻き起こしました。
特に、目の演技や沈黙の中に感情を込める表現力は、アイドル出身とは思えないほど。
この作品以降、演技力を重視する作品への出演が増えていきます。
俳優イム・シワンの代表作:弁護人・名もなき野良犬の輪舞
映画弁護人(2013年)では、イム・シワンは冤罪で逮捕される学生パク・ジヌ役を演じ、社会派ドラマの中で抑えた演技を披露。
続く名もなき野良犬の輪舞(2017年)では、潜入捜査官ヒョンス役では、冷静さと激情を併せ持つ演技を見せました。
この作品は第70回カンヌ国際映画祭でも上映され、韓国国内外で高い評価を受けました。
イム・シワンはこの映画で、アイドル出身という枠を超えた本格俳優としての実力を証明し、演技の幅広さと深さを印象づけました。
イム・シワンの最近の出演作と話題作
近年のイム・シワンは、ジャンルを問わず多彩な作品に出演し続けています。
2023年には、日本の人気ミステリーを韓国で映画化した『スマホを落としただけなのに』で主演を務め、サイコパス的な役柄に挑戦。
さらに、ドラマ『なにもしたくない』や『それでも僕らは走り続ける』では、俳優としての成熟を感じさせる演技を披露しています。
そして、24年、25年には、世界的ヒット作イカゲームシリーズで話題を集めました。
ミョンギ役イム・シワンのプロフィールと基本情報
K-POPアイドルグループZE:Aのメンバーとしてデビューしたイム・シワンは、俳優としても高い評価を受けるマルチな才能の持ち主です。
甘いルックスと知的な雰囲気を併せ持ち、ドラマや映画での繊細な演技力が話題を呼んでいます。
ここでは、彼の基本情報からプライベートな一面まで、詳しくご紹介します。
イム・シワンのプロフィール
名前:임시완(イム・シワン)
生年月日:1988年12月1日
出身地:釜山広域市
身長:168cm
血液:B型
所属事務所:PLUM A&C
特技:バイオリン、スキー、ルービックキューブ、水泳、英語
イム・シワンは、釜山という港町で育ちました。
幼少期から音楽や芸術に親しみ、後に芸能界へと進むきっかけを得たようです。
イム・シワンは、韓国の男性芸能人の中ではやや小柄な部類に入りますが、その端正な顔立ちとスタイルの良さで存在感は抜群です。
自由奔放で好奇心旺盛な性格が垣間見える場面も多く、バラエティ番組などでもその魅力を発揮しています。
MBTI(性格診断)は「INFJ」とされており、内向的ながらも理想主義的で思慮深く、周囲への気配りができるタイプのようです。
演技においても、細やかな感情表現や役への深い理解が求められる場面で、彼のINFJらしい繊細さが光っていますよね。
イム・シワンの学歴や特技と家族構成
イム・シワンは釜山ハクチン小学校、オムグン中学校、亀徳高等学校を経て、釜山大学機械工学科に進学。
全国上位10%の成績で入学した秀才でありながら、芸能界への夢を追い中退。
その後、東亜放送芸術大学芸能科、又松情報大学実用音楽科へと進みました。
特技はバイオリン、スキー、ルービックキューブ、水泳、英語など多岐にわたり、バラエティ番組でもその腕前を披露しています。
家族構成は父・母・姉の4人家族で、父はエンジニアリング関連の企業を経営しているとされ、理系の進路を選んだ背景にも家族の影響が見られます。
イム・シワンの所属事務所とSNS情報
イム・シワンは現在、韓国の芸能事務所「PLUM A&C」に所属しています。
ZE:Aの活動を経て、個人での俳優活動に専念するようになってからも、同事務所のサポートのもとで映画やドラマに多数出演しています。
SNSではInstagramを中心に活動しており、フォロワー数は約470万人超。
彼のSNSでは、撮影現場の様子や日常の一コマが垣間見られ、ファンとの距離を縮める場としても活用されています。
イカゲーム333番イム・ミョンギ演じる俳優として話題
Netflixの大ヒットシリーズ『イカゲーム』においては、シーズン2から333番イム・ミョンギとして登場。
ミョンギのクズっぷりが世界的に話題となりました。
ミョンギは、仮想通貨のインフルエンサーとして成功を収めたものの、誤った投資で多くの人々に損害を与え、自らも借金を抱えてゲームに参加することになります。
シーズン3では、元恋人ジュニとの再会や赤ちゃんの存在も。
ミョンギのキャラクター設定と役柄の背景
イム・ミョンギは、仮想通貨投資の配信者として一時は人気を博していた人物。
彼の運営するチャンネル「MGコイン」で紹介した銘柄が暴落し、視聴者に甚大な損害を与えたことで、社会的信用を失い、借金取りから逃げる生活を余儀なくされます。
彼自身も18億ウォンの負債を抱え、絶望の中でイカゲームへの参加を決意します。
元恋人ジュニとは、彼の配信を信じて投資したことで破産し、妊娠中の状態でゲームに参加するという因縁があります。
ミョンギは冷酷で利己的な一面を持ちながらも、ジュニへの未練もありその複雑な感情も見え隠れします。
イム・シワンの登場シーンと見どころ
シーズン2では、ミョンギ(イム・シワン)はゲームの序盤から登場し、他の参加者との衝突やジュニとの再会を通じて物語に緊張感をもたらします。
特に「五人六脚」や「マッチゲーム」では、彼の自己保身的な行動が際立ち、仲間を見捨てる場面も描かれます。
シーズン3では、ジュニとの間に生まれた赤ちゃんの存在が明らかになり、彼の選択にさらに重みが。
第4ゲーム「かくれんぼ」では、ジュニを守ろうとするも、最終的には金への欲望に負けて彼女から完全に見放されるという展開に。
最終話では、ギフンとの対決や赤ちゃんを巡る葛藤がクライマックスを迎え、ミョンギの人間性が試されました。
イム・シワンの人物像と魅力
韓国の芸能界で「演技ドル」として異彩を放つイム・シワンは、アイドルグループZE:Aのメンバーとしてデビューしながらも、俳優としての地位を確立した稀有な存在しました。
端正なルックスと知性、そして繊細な演技力を兼ね備えた彼は、ドラマや映画で多彩な役柄を演じ分け、観る者の心を掴んできました。
そんな彼の魅力は、スクリーンの中だけでなく、ファンとの交流やプライベートな一面にも表れています。
ここでは、イム・シワンの演技スタイル、人柄、そして私生活に迫ります。
演技スタイルと役作りへのこだわり
イム・シワンの演技は、表面的な感情表現にとどまらず、キャラクターの内面を深く掘り下げるアプローチが特徴です。
イカゲーム2、3で演じたミョンギ役では、善悪の境界が曖昧な人物像を構築する演技をしたと言います。
監督から「極めて人間的な姿であってほしい」と指示された彼は、単なる悪役ではなく、欲望や未熟さから過ちを犯す人間としてミョンギを描いたのです。
イム・シワンのプライベート情報:熱愛・兵役
イム・シワンは、プライベートに関しては比較的控えめな姿勢を貫いているようです。
2025年現在、結婚はしておらず、熱愛報道も公式には確認されていません。
過去には少女時代のユナや女優シン・セギョンとの共演をきっかけに熱愛の噂が流れましたが、いずれも事実ではなく、親しい俳優仲間としての関係にとどまっています。
兵役については、2017年に自ら進んで入隊し、2019年に除隊。
期限よりも早く入隊したことで、韓国国内では誠実な人物として好感度が高まりました。
また、彼は高学歴でも知られ、釜山大学機械工学科に在籍していました。
好きな女性のタイプについては「会話が通じる人」「自尊心を高めてくれる人」「旅行好き」などと語っており、理想像は非常に具体的。
今後の恋愛や結婚に関しても、彼の誠実な性格が反映された選択が期待されます。
俳優イム・シワンの今後の活躍にも注目
アイドルグループZE:Aのメンバーとしてデビューし、俳優としても着実にキャリアを築いてきたイム・シワン。
彼はこれまで様々な作品で高い演技力を示し、韓国国内外で評価を得てきました。
近年では映画「ボストン1947」やドラマ「少年時代」、そして話題作「イカゲーム2、3」などに出演し、俳優としての幅をさらに広げています。
今後の出演予定作品や、俳優としての展望に注目が集まる中、彼の挑戦と成長から目が離せません。
イム・シワンの出演予定作品は?
イム・シワンは今後も多彩なジャンルでの出演が予定されており、ファンの期待が高まっています。
映画「ボストン1947」では韓国初のオリンピックマラソン金メダリストを演じ、徹底した役作りで高評価を獲得しました。
さらに、ドラマ「少年時代」ではOTTプラットフォームでの配信を通じて国際的な注目も集めており、今後のグローバル展開にも期待が寄せられています。
彼の出演作はジャンルを問わず、常に新しい挑戦に満ちており、俳優としての進化を感じさせるものばかりです。
俳優としての展望と期待
イム・シワンは、アイドル出身という枠を超え、真の実力派俳優としての地位を確立しています。
彼の演技は、繊細な感情表現とリアリティのある人物描写に定評があり、視聴者の共感を呼び起こす力を持っています。
特に「ミセン~未生~」での自然体の演技や、「名もなき野良犬の輪舞」での激しい感情表現は、彼の俳優としての幅広さを示す代表例です。
今後は、より複雑で深みのある役柄への挑戦が期待されてます。
また、国際的な作品への出演も視野に入れており、グローバルな俳優としての成長も楽しみなポイントです。
イム・シワン自身も「常に新しい姿を届けたい」と語っており、その言葉通り、彼の演技に対する情熱と探究心は今後の活動に大きな期待を抱かせます。
イカゲーム333番を演じる俳優は?元アイドルから転身イム・シワンのまとめ
イム・シワンは、アイドルグループZE:A出身ながら俳優としても高い評価を受ける実力派です。
代表作『ミセン』でのブレイク以降も様々な作品で演技の幅を広げ、近年では『イカゲーム』シリーズでイム・ミョンギ役として新たな魅力を発揮しています。
誠実な人柄やファンとの交流、役作りへのこだわりも高く評価されており、今後の出演作やグローバルな活躍にも期待が集まっています。